作陶熱発症の記

作陶のつれづれ

皿: 成形

皿の成形: 皿15cmをタタラで型作り。


 前回捏ねておいた残土(瀬戸白+黒泥土少々+シャモット)を5mm厚、18cm四方にのばしてタタラ作り。
 片栗粉をはたいた石膏型にタタラを置き、なじませ、底面の土をよく締めてから、返して余分な土を切り落とす。
 石膏型を外し、内側底部の土をよく締めてから、模様を刻印。
 刻印した箇所に黒化粧土を盛る


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次回、黒化粧土のかき落とし


 メモ: タタラ作りの注意事項
     ・土を延ばす時は中心から外へ向かって、出来上がりの形と大きさに延ばす。
     ・足りない部分をつなぐ時は、余分な所の土を持ってきて、外から内へ押しつけるように棒を転がす。
     ・空気があったら、針でつついて抜き、ゴムべらでそっとなでる。
     ・石膏型に乗せ、なじませたら、ドライヤーでほどほどに乾かしてから、叩いて土をよく締める。柔らかい時に、叩くと凹凸ができるので注意。
     ・模様の刻印はくっきりはっきりと。


 残土を使う時の注意
  水分を足してよくこねたら、1週間以上寝かせる。土の中の菌が繁殖して、ほどよい粘りが出るため。