作陶熱発症の記

作陶のつれづれ

作陶について

陶芸教室に通い始めて6回ほどになります。思い描いたイメージに向かって、土をこね、削り出して行くことで形にするわけですが、なかなか思い通りにはいきません。そこに先生の手が加わると形が整ってしまう。毎度のことながら、プロは違うと認識する瞬間です。


器を作る手順は概略次の通りです。
 1. 作りたい作品に適した土選び
 2. 電動ロクロを使わず手びねり成形
 3. 大まかな形を作り上げたら、内側の成形
 4. 数日置いて土を乾かし、高台と外側の削り
 5. 素焼き(スタッフにお任せ)
 6. 施釉
 7. 本焼き焼成(スタッフにお任せ)


器の形状と土の配合や釉薬の調合との組合せを考えると無限といってよいほど可能ですので、何でも作ろうとすればやってできないことはないはずです。ただし、過去に良しとされた器の写しを作る気は毛頭ありません。むしろ、思い浮かべた形をこの土とあの釉薬で作るとどうなるといった実験的なアプローチをとっています。欲を言えば、茶の湯でも使える器を主体に作っていこうと考えています。出来栄えがよいかどうかは二の次三の次として。